父親がドライバーをしていたこともあって、小さい頃からドライバーに憧れていました。「いつかはドライバーになりたい」と考えていましたが、接客の仕事が好きだったため、ずっと接客業に携わり、前職は鳥取の旅館で仲居をしていました。地元は神奈川県なんですが、まったく知らない土地に住みたいと考え、縁もゆかりもない鳥取に移り住んだんです。仲居の仕事は楽しかったものの、「接客の最高峰」とも言える仲居を3年ほど経験したことで、自分の中で「接客業はやりきった」という気持ちが芽生え、30歳を前にして憧れのドライバーに転身することを決意。運送業が盛んな埼玉県の会社に絞って、転職先を探しました。
多くの運送会社の中からパジャンカを選んだ理由は、「雰囲気が良さそうだな」と思ったから。運送業界は男っぽい無骨なイメージがあったので、「未経験でもやっていけるのかな…」と不安に感じていましたが、パジャンカのホームページに載っている写真を見て「この会社なら受け入れてもらえそう」と感じたんです。実際に、入社してから1カ月間は同じ先輩ドライバーがマンツーマンで付いてくれて、安心して慣れることができました。独り立ちまで十分すぎるほどサポートしてもらえたので、初めて1人で運転するときも全然緊張しませんでした(笑)。
同乗研修を担当してくれた先輩だけでなく、他のドライバーの先輩や事務所の方々も積極的に声をかけてくれたり、冗談を言ってくれたりと、私が早く馴染めるように働きかけてくれたのもありがたかったですね。年齢や立場の垣根を感じることがなく、とても居心地が良い職場だと感じています。また、仲居をしていた頃は常にお客様に気を遣わないといけないプレッシャーがありましたが、今の仕事は1人で運転・作業する時間が長く、リラックスした状態で働けるのも気に入っています。この環境で着実に経験を積み、一人前のドライバーへ成長していきたいですね。
20歳のときにパジャンカに入社しましたが、実はそのときすでに他社への就職が決まっていました。入社日が1〜2カ月先だったので、その間だけ働こうと思って、ハローワークに行って紹介されたのがパジャンカでした。たまたまウチの父親がパジャンカと取引のあるスーパーに勤めていて、「あそこは良い会社だと思うよ」と聞いていたものの、最初はすぐに辞めようと思っていました(笑)。
入社して2週間は先輩ドライバーに付いて仕事を覚える同乗研修でした。社長も先輩も良い人ばかりで、その気にさせるのがうまいというか、いつの間にか仕事に馴染んでしまい、1カ月経っても辞める気が起きませんでした。長くやっていると1日の流れがわかってきますし、自然と市場での知り合いも増えてきて仕事がラクになってきます。周りは気さくなメンバーばかりで、身だしなみも最低限キレイにしていれば取引先から細かく言われることもありません。ドライバーとしてストレスなく働ける環境だから、「気が付けば15年経っていた」という感じなんです(笑)。
2018年に大型免許を取って、10tトラックも運転できるようになりました。一度に積み込める量が増えたことで、給料も上がりました。パジャンカはやった分だけ給料として還ってくる会社なので、待遇面で不満を感じたことはありません。今は配車を任されていますが、配車に関してはドライバーたちが不満なく楽しく働けるように配慮しています。最近はドライバーの数も少しずつ増えてきて、休みも多めに取らせてあげられるようになってきました。今後も配車担当として、責任を持って他のドライバーたちが快適に働けるサポートをしていきたいと思っています。目標は、もっとトラックの台数を増やして、会社を大きくしていくこと。そのために、自分が率先してドライバーが定着するような環境をつくっていきたいですね。
パジャンカに入社する前は、郵便局で窓口業務をしていました。長く勤めてはいたものの、商品の販売ノルマがキツく、数字に追われるストレスに耐えられず、30歳を過ぎたときに退職することにしました。当時は公務員だったので手に職があるわけでもなく、特別な資格も持っていませんでしたから、転職するにあたって半年ほど資格取得の勉強をして大型免許やフォークリフト、建機の免許を取りました。
ドライバーへの転職を考えたのは、元々クルマの運転が好きで、せっかく取った大型免許を活かせる仕事がしたいと思ったから。何社か応募した中で「経験がないから」と断られることもありましたが、パジャンカは「経験がなくても良いよ」と受け入れてくれたので入社を決めました。自宅から近く、通勤しやすかったのも大きかったですね。
最初は同乗研修からスタートして、独り立ちまでは1カ月くらいかかったと思います。その後も、まずは普通免許でも運転できる2tトラックから担当し、少しずつドライバーとして経験を積んでいきました。夜勤での働き方になり、それまでと生活リズムは変わりましたが、やっているうちにすぐに慣れて気にならなくなりました。それよりも私にとって大きな変化だったのは、数字に追われるプレッシャーがなくなったこと。この仕事は、どんなに忙しくてもその日その日で仕事が完結します。達成できなかったことが、次の日に持ち越されることがありません。そういう環境になって、精神的にすごくラクになりました。今の仕事が自分の性格に合っているから、長く続けられているんだと思います。
運送業界での経験が長く、青果配送のドライバーを始めてもう10年以上になります。これまで化学薬品などいろいろな貨物の配送をやってきた中で、青果の仕事が一番自分に合っていると感じています。市場のお客様がとてもフレンドリーで付き合いやすく、人間関係のストレスがないんです。この仕事を始めてから夜勤での働き方になりましたが、昼と夜が逆になっただけで時間は規則的なので、ツラいと感じたことはありません。逆に、夜は道が空いているから走りやすいですね。
パジャンカに入社したのは2013年になります。それまでは別の会社で春日部市場の青果配送を担当していました。それが、会社の方針でその事業から撤退することになったため、5〜6人のメンバーでパジャンカに移籍してきたんです。もちろん、そのまま前の会社に残って別の配送を担当する選択肢もありましたが、私は青果配送の仕事を続けたかったので転職する道を選びました。
いつも新人のドライバーが入ってきたときに言っているのは、「わからないことは遠慮せずに聞いてほしい」ということ。聞いてくれれば、どこでつまずいているのか把握できるので、的確にアドバイスすることができます。最初は誰にでもアクシデントが起きるものです。そのたびに反省して、良い経験として次につなげていけば良いんです。失敗したからといって黙って落ち込まずに、「どうしたら良いか」どんどん相談してきてほしいですね。
自動車整備の専門学校を卒業後、22歳のときに大手トラックメーカーのディーラーに就職しました。当時は職場が東京都内にあったため、越谷の自宅から非常に遠く、朝5時に起きて出社し、毎日終電間際まで残業しては日付が変わった頃に帰宅するという生活を送っていました。1年ほど勤めたものの、もっと余裕のある働き方に変えようと、自宅近くの会社を探していたときに出合ったのがパジャンカでした。トラックの整備経験を積みたいという思いがあったので、他社と違って乗用車だけでなくトラックを扱える点に魅力を感じました。
現在、当社で対応している車種の割合はトラック6割、その他4割という感じです。トラックは自社所有のものに加えて、近所の運送会社からの整備・車検依頼なども受けています。軽自動車、普通車、トラックといろいろな車種に対応できますし、メーカーも多岐にわたるので仕事の幅があって面白いですね。入社してから初めて経験する作業も多く、工場長からいろいろなことを教わりながら整備士として成長できている実感があります。入社1年後には、1人で整備・点検を任されるようになり、今ではトラブルの内容を聞けばどんな原因で起きているのか判断できるようになってきました。
職場環境としては、1日に対応する台数が多いわけではないので、落ち着いて作業できるところが気に入っています。仕事はほぼ定時で終わり、残業する日も1時間程度です。日々の生活リズムは、以前と比べて大きく変わりました。休みも月に6日は取れるので、良いバランスで働けていると感じています。 教える側も時間に余裕があるので、後輩や新人をしっかりとサポートすることができます。だから、未経験でも大丈夫です。「クルマが好き」「機械をいじることが好き」という方なら、無理なく仕事を覚えていける環境だと思います。